第1回 シンデレラ女子会を開催します
リーズナブルに楽しく「似合う」ファッション、メイクにフルチェンジしてプロに撮影までしてもえる 新感覚の女子会 『
2020.12.03 01:05:54
2020.12.08 16.42
一般的なパーソナルカラー診断(PC診断)は4シーズンの分析がベースです。
これはみなさんがよく耳にする春夏秋冬に色を区分けて、どのシーズンに属するのかを分析する方法です。
パーソナルカラーは通常だと
「イエローベース or ブルーベース」
「明るい or 暗い」
「清色 or 濁色」
の3つの視点で分析を行い4シーズンのいずれかを診断します。
たとえば左下の「サマー」が似合う人は「ブルーベース」「明るい」「濁色」という3つの要素が似合うため「サマー」と診断されます。
ただし、実際の現場で診断をしていると、この3つの視点だけでは分析しきれないことを痛感します。
まず実際の人の場合、必ずしも全ての人がイエローベース か ブルーベースのどちらかにきっぱり別れるわけではありません。
色は線引きされて存在しておらずグラデーションになって変化していくのでイエローベースからブルーベースに移ろう中に中間色と言われる色も存在します。
この中間色が似合う人は、イエローベースかブルーベースのどちらかという判別が難しいため、カラーサロンによって着地が変わってしまうことがあります。
世の中のカラーサロンが共通した色のドレープを扱っているわけでなく、ドレープを作った会社によって判断が微妙に異なるのでそういった問題が発生します。
また、世の中には
「イエローベース」「明るい」「濁色」といった条件が似合うような「定義にはまらない」人もいます。
そういう人は「柔らかい色のオータムが似合う」など、本来の暗いオータムが似合わない場合があります。
たまに16タイプなど細かな診断をするカラーサロンは、こういったイエローベースやブルーベースの度合いや色の明るさなど細部を掘り下げる診断方法をとっています。
ただ、やはり似合う色を細かく分析するほど、縛りは強くなり「似合う」色は限定されます。
広く「オータム」という診断結果で色を選ぶのと「ウォームオータム」という黄色みがより強いオータムに限定するのでは、後者は日常的にファッションに取り入れる上で選択肢が少なすぎます。
だからといって「オータム」というシーズンを出したところで、オータム「しか」似合わないというのも些か不自然ではありませんか?
そもそも「似合う」「似合わない」の2つしかこの世に存在しないのでしょうか?
実際は「すごく似合う」「比較的似合う」「似合う」「あまり似合わない」「とても似合わない」くらい「似合い方」にも加減があります。
「すごく似合う」「比較的似合う」くらいのゾーンに属する色をピックアップしていく方が
4シーズンだけに縛られないリアルクローズな色選びにつながると思いませんか?
シンデレラプランニングのカラー診断はこれらの点から、一般的なカラー診断とは異なる分析方法を採用しています。
「4シーズンのどこかでなく、4シーズンの中でどの色が似合うのか」をピックアップしていく方法です。
・ウィンター(冬)
・スプリング(春)
・オータム(秋)
・サマー(夏)
いかがでしょうか?
4シーズンそれぞれから似合った色をピックアップしましたが似たような色相やトーンが各シーズンから出てきています。
こちらの方はオーソドックスな4シーズンの結果で言えば「ウィンター」が最も似合い、次に「スプリング」がお似合いでした。
「清色」「高彩度」が特に似合うポイントで、色相では暖色より寒色の方が似合いやすい特徴がありました。
ただし強い色だけでなく、ベージュやココア系の茶色などの優しい色も似合いやすく、これらを取り入れると印象が優しくなります。
88診断で重要なのは4シーズンのパーソナルカラーだけでなく似合う色のトーンです。
トーンとは淡さや鮮やかさなどの特徴を含めた色の指標です。
こちらの方はビビッド、ブライト、ライト、ソフト、ライトグレイッシュのトーンが似合いやすい特徴がありました。
88診断では穏やかな「ナチュラル」をベースに「クリアスポーティ」と「フェミニン」の2つの要素がお似合いでした。
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このようにシンデレラプランニングのパーソナルカラー診断はリアルクローズを重視しています。
「パーソナルカラーがウィンターだから、ウィンターのコスメを選びましょう」というより、「色全体の中でこういった特徴(彩度明度)が似合いやすく、色相だと何色が相性がよいのか、その色をどんな配色でどんな風に着ると似合いやすいのか。
世の中の全ての人がパーソナルカラーやタイプ診断の定義に収まるわけではありません。
一般的なパーソナルカラー診断やファッション診断で迷子になっている方はぜひご相談ください。